不用品回収なび
不用品回収 2018.12.06

食器棚は粗大ゴミに出すしかない?買取可能な条件を紹介

そこで今回は、食器棚の処分について焦点をあてて解説していきます。

1. 基本は粗大ゴミ扱い
食器棚は、捨てるとしたら基本的に粗大ゴミ扱いとなります。料金は自治体にもよりますが、1000円が相場だと考えて間違いありません。

小さく切り分けることによって、燃えるゴミとして処分できる可能性があります。ただし、その労力が大変なものとなるため、あまり現実的な方法とはいえないでしょう。

組み立て式のもので、切らなくても小分けにできるものであれば、燃えるゴミで出せることがあります。この場合には、もちろん、労力をほとんどかけずに無料で処分することが可能です。

2. 条件次第で不用品買取業者を利用可能
食器棚のような大きなものを、買取してもらうのは大変そう、と諦めてしまう人がいます。しかし、食器棚も条件次第では買取が可能ですから、勝手に判断してゴミとしてしまうのはもったいないです。

2-1. 使用年数
どれぐらいの期間にわたって使用していたか、というのが買取の明暗を分けます。やはり、なるべく期間は短いほうが良いといえます。

使用とともに汚れがついていくと、価値が下がっていきます。買取査定を受ける際には、できるだけ汚れを落としておくなどのメンテナンスが大事です。

(1)査定前のメンテナンスが重要
特に食器棚は炊飯器による水蒸気のシミや汚れがつきやすいという特徴があります。水廻りにあることも多く、特有の色をもった汚れが発生しやすいです。

そこで、この汚れについてはかなり厳しくチェックされる傾向があります。棚と棚の隙間など、盲点となっている部分がないか、あらかじめ見ておきましょう。

2-2. サイズ
食器棚のサイズは、あまり大きいと買い取ってもらえないのは? と思っている人がいます。しかし、それは逆で小さいものよりは大きいもののほうが、高値がつきやすいです。

それは消費者のニーズに寄っています。食器棚は、やはり大きいもののほうが需要が高いです。

そもそも不用品買取会社は、それを引き取って新たなお客に売り、それで利益を得ることが目的です。需要が高いもののほうが、当然、高値で買い取られることになります。

2-3. 定価
食器棚は、他の家具と比べても、買取してもらいやすいです。他のものだと、ニトリなどの安価なものだと、買取不可となってしまうケースがあります。

しかし、食器棚はニトリやIKEAなど比較的にリーズナブルで多くの人が導入しているものも、買取の対象となります。

さらに、組み立て式の商品も、他の家具だとやはり定価が安いなどの理由で買取が難しくなります。しかし、食器棚は、いまだ強度がしっかりとしているものであれば、買取の対象となりえます。

2-4. 素材
食器棚は、木製であることがほとんどです。しかし、同じ木でもその種類によって、買取価格に影響が出ます。

特に評価が高い素材として、以下のものがあります。

(1)マホガニー
「木の女王」という異名を持つ、希少性の高いものです。特有の赤みがあって、女性的な上品さを持っています。木のぬくもりも感じられて、非常に人気の高い素材です。

(2)ウォールナット
こちらは、黒みがあって汚れが目立ちにくいのが特徴です。経年で、ビンテージデニムのように味が出てくるのも魅力です。食器棚は長く使い続ける家庭が多く、こういった使用年数とともに味が出てくる素材はやはり人気が高いです。

このような素材の食器棚であれば、粗大ゴミに出してしまうのはもったいないです。木自体に価値があるものですから、社会経済上の視点でも買取依頼が有益です。

3. 食器棚の処分についてまとめ
今回は、家具のなかでも特に処分に困る人が多い、食器棚についてみてきました。食器棚は大きくて運搬に労力がかかるから、買取の対象にならないと考えている方がよくいます。

しかし、本文で見てきたとおり、条件次第では不用品買取業者を利用できます。まずは査定依頼を出してみて、買い取ってもらえるかどうか、できるとしたらどれくらいの額がつくのか、実際に知っておくと良いでしょう。

※ディスクリプション
食器棚を処分するとしたら、基本は粗大ゴミ扱いです。ただし、条件次第で買取依頼を出せます。特にひどい汚れが付いていないもので、まだ長く使えるものであれば、買取可能なことが多いです。まずは査定を申し込んでみて、買取の可否や価格を知りましょう。