遺品整理は買取業者の出張査定がマスト!思わぬものに価値があるかも
また、なかにはビデオチャットを利用した査定を取り入れている会社もあります。こういったところであれば、遺品整理中でまだ雑然としている空間に業者を迎える抵抗を感じなくて済みます。
1. プロの査定士に出張してもらうのがベスト
遺品については、どれに価値が付くのか、素人だと分かりづらい部分があります。なので、ビデオチャットではなくてやはりプロの業者に出張に来てもらって、部屋をくまなく見てもらうのが一番良いです。
まだ片付いていないから、と気にされる方はしょうがないですが、遺品整理の査定というのは本来、雑多な空間のなかに行くのが当たり前ですから、物が散らかっていて失礼、ということはありません。
逆に素人判断で、これは価値がないだろう、と勝手に処分品の箱に入れてしまったり、押入れの奥に閉まってしまうほうが危険です。
2. 特に価値が高い遺品は?
2-1. 仏具
遺品のなかでも特に価値がつきやすく、盲点となるものに仏具があります。仏具を買い取りに出すなんて罰当たりだ、と考える人がいます。
しかし、買取に出す前にお寺に行って、「魂抜き」というものをしてもらえば、売却しても倫理や仏道に反するということはあり得ません。
(1)色褪せていても価値に変化なし
仏像やお鈴、蝋燭立てなどは、金製や銀製である可能性が存在します。経年で色褪せていると、まさか金製には見えないものであっても、実はそうだったというケースが多くあります。
金や銀は、グラムで相場が決まりますから、年数が経ってくすんでいたとしても、それで大きく価値が下がることはありません。
特に仏具は、祭祀財産として相続税がかからないという特徴があります。そのために、一昔前は、よく税金対策として金や銀製の仏具を買って、子どもに残すということが行われていました。
思いがけずに高値が付くことがありますから、仏具も査定してもらうのがおすすめです。
2-2. 優勝カップやメダル
こちらも売るのに抵抗がある場合は無理ですが、故人の獲得したトロフィーも高値が付きやすいです。なにもオリンピックのメダルとはいわなくても、アマチュアの大会でもらった優勝カップやメダルが、銀製など価値あるものかもしれません。
特にバブル期は、よく銀が使われていましたから、故人の保存していたものが、高価な査定になることがあります。
2-3. アクセサリー
もちろん、ネックレスなどのアクセサリーが金製や銀製、プラチナ製などである場合も、価値があります。こちらも仏具のように、経年で輝きがなくなっていたり、壊れていたり、センスが良くなかったりしても、問題ありません。
やはりグラムで査定されますから、どれくらいの金や銀などが使われているか、ということが評価対象です。
3. 遺品整理についてまとめ
遺品整理は、亡くなったばかりということもあって、なかなか気がのらないものです。しかし、査定士に来てもらって、意外なものに価値があることが分かると、意欲が湧いてくることがあります。
これは価値がないだろう、と自分で判断して捨ててしまうのではなくて、やはり専門家に出張してもらい、査定を受けるのがおすすめです。
出張買取であれば、通常は一軒まるごとの査定も可能です。遺品整理の場合は、特に見てもらう品が多くなる傾向がありますから、掘り出し物を無駄にしないためにも、ぜひ買取業者に出張を依頼しましょう。
※ディスクリプション
遺品整理は不用品買取業者に出張してもらのがおすすめ。思わぬものに高値が付くこともある。特に仏具やトロフィー、アクセサリーは高価買取の事例が多い。自分で勝手に判断して価値ある物を処分しないようにしましょう。