バイオリンは買い取ってもらえる?査定のポイントを解説
そこで今回は、バイオリンの買取のポイントについて解説していきます。
1. バイオリンの売り時とは
よく買取業者のHPなどでは、バイオリンはいらなくなったらすぐに売りましょう、としています。
一方で、それとは別に、特定のバイオリン奏者が人気を集めて、テレビに露出しているときも、売り時だといえます。こういった時期は、子どもがテレビの影響で自分もやってみたい、と言うようになり、それを受けて親が買い与える、ということがあるためです。
新品で買うと高いし、まだ続けられるかどうかも分からないから、という理由で中古品を求めるケースも少なくありません。
バイオリンが世間的に注目されている時期は、売却するのに最適です。
2. バイオリン査定のポイント
バイオリンの査定にあたっては、特に以下の項目がポイントになります。
●メーカー
●器種
●使用年数
●状態
●ケースなど付属品
器種というのは、家電でいう品番です。同じメーカーのテレビでも、品番によって買取価格は異なります。これと同じように、器種によって同じメーカーのバイオリンでも買取価格に差異が生じます。
3. 買取業者選びが査定額に直結
買取業者を選ぶにあたっては、ちゃんとした目利きがいるかどうかが重要です。最低限、ストラディヴァリウスやグァダニーニ、グァルネリといったモデルについての識見は必要です。
どの業者に買取を依頼するかによって、金額は大きく異なります。複数の業者に査定をお願いして、そのなかで最も高い金額をつけたところに売る、というようにする人が多いです。
4. バイオリンは古くても高価買取の可能性
弦学器の特徴として、使うたびに味や深みが出て、使用年数が長く、古いものが有利に働くことがあります。バイオリンもそうで、古いものだから値がつかないのではなくて、逆に高価買取につながる事例が存在します。
ずっと昔に買ったものだから、と諦めずに、まずは査定依頼を出してみるのがおすすめです。
5. ネットオークションによるバイオリン処分
バイオリンを専門の買取業者ではなくて、ネットオークションで処分する人も増えています。オークションは、不特定多数の人がみるので、なかにはちゃんとした目を持った人が複数いる可能性が高くなります。
業者に査定をしてもらう場合、基本的に1人が査定を行いますから、その人が識見を持っていなければアウトです。しかし、オークションならそのリスクを抑えられます。
複数の価値が分かる人がいる場合、競売のメリットとして値が吊りあがって、相場よりも高く落札されることもありえます。
5-1. 自分で出品するリスク
ただし、オークションだと、その手続きや文章作成、写真掲載に面倒を感じる人もまた多いです。特に落札者とのやりとりにストレスを感じてしまう方が相当数います。
落札後に、思っていた音が出ない、などと理由をつけて返品を要求される危険もあります。
5-2. 買取業者のオークション代行が人気
そこで、最近では、買取業者にオークションを代行してもらうケースが多くなっています。買取業者に任せれば、上記のような自分でオークションを行うリスクを負わずに済みます。
自分で出費するよりは、業者を利用する手数料分は損になりますが、それでもなお、出費にかける手間やストレスを考えると、そちらのほうが良いと考える人が大勢います。
6. バイオリンの買取についてまとめ
バイオリンは、業者に依頼すると買い取ってもらえる可能性があります。単純にゴミとして捨ててしまうのはもったいないです。
なるべくバイオリンの専門知識を持った査定士がいる業者を選ぶようにしましょう。あるいは、業者にネットオークションを代行してもらって、売却する方法も有効です。
※ディスクリプション
バイオリンの買取について解説。査定のポイントや業者選びの重要性を紹介。特にバイオリンについての知識をもった査定士がいる業者を選ぶことが大事。オークションによる処分も人気を集めている。