テレビの処分方法が分からない!家電リサイクル券より不用品買取会社が良い?
今回は、テレビの賢い処分方法について解説していきます。
1. 家電リサイクル券による処分
家電リサイクル法が施行されてから、テレビは粗大ゴミに出せなくなりました。一般的には、家電リサイクル券を扱っている小売店に回収を依頼することになります。
1-1. 家電リサイクルはお金がかかる
このとき、自宅に来て持っていってもらえてラッキー、とはいかないのが、家電リサイクルのデメリットです。リサイクル料と小売店による収集・運搬料金が合わせて発生するためです。
リサイクル料は、メーカーやテレビの大きさによって変わります。収集・運搬料金も、小売店によって変わってきます。
(1)リサイクル料金(シャープの場合)
たとえば、シャープの液晶テレビの場合をみてみましょう。リサイクル料は、15V型以下で1700円(税抜)、16V型以上で2700円(税抜)です。
各メーカーのリサイクル料は、下記のページで確認できます。
・「RKC」 一般社団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センター https://www.rkc.aeha.or.jp/guide/recycle_price.html
(2)収集・運搬料金(ビックカメラの場合)
収集・運搬料金については、ビックカメラを例に挙げます。
ビックカメラでは、1500円です。16V型以上のシャープ液晶テレビについて、ビックカメラに回収依頼を出したとすると、リサイクル料2700円+収集・運搬料1500円で、合わせて4200円(税抜)となります。
2. 不用品買取会社で処分
不用品買取会社に依頼すると、上記のような高額のリサイクル料をカットすることができます。そればかりではなく、売却によるお金をゲットできるのが魅力です。
故障して動かなくなっているテレビは難しいですが、まだ使えるけれど、新しいテレビに買い替えたいといったときには、買い取り会社に査定を申し込むのがおすすめです。
(1)手間がかからない
出張買取を選べば、自分でテレビを持ち出す必要もなく、自宅まで来てもらえます。家に来られる前に査定額を知っておきたいということであれば、電話やメールをしてみましょう。
テレビですから、メーカーや型番、使用年数、状態、説明書や外箱など付属品の有無、などを伝えることで具体的な査定額を知れます。
家電リサイクルの場合、リサイクル券の記入も面倒だ、という声がよく聞かれます。そういった煩わしさがないのも、不用品回収会社の買取を選ぶメリットです。
(2)リサイクルより経済的
家電リサイクルでは、そのテレビを必要としている人に引き続き使ってもらうことはできません。しかし、不用品買取会社であれば、その後、それが欲しい人に買われることが前提になっていますから、むしろリサイクル以上に経済的だといえます。
(3)故障しているテレビは買取不可
デメリットがあるとすれば、故障して使えないテレビは買い取ってもらえないことです。その場合は、やはり部品を再利用するためにも、家電リサイクル券を使うことになります。
3. テレビの処分方法についてまとめ
今回は、家電リサイクル法の施行によって疑問を持つ人が多い、テレビの処分の仕方について解説してきました。家電リサイクル券を利用して小売店に回収を依頼するのか、それとも、不用品買取会社を利用するのか、というのが代表的な選択肢です。
前者では高額の費用や、リサイクル券記入の面倒など、手間やコストがかかります。後者では、使用可能なテレビという条件があるものの、それをクリアすればお金をもらえて、さらに自宅に来てもらえば運搬の面倒もありません。
まだ使えるのかそうでないのか、それがテレビの処分について重要な指標となります。
※ディスクリプション
テレビの代表的な2つの処分方法について紹介。家電リサイクル券ではリサイクル料と収集・運搬料の負担が要。不用品買取会社なら売却代金を取得可能。出張買取なら運送の手間もありません。