家具が買取不可になるのはどんなもの?高値で売れる例も紹介
1. 利益の見込めない家具は買取不可
家具であればなんでも買い取ってもらえるわけではありません。高価に買い取ってもらえるものもあれば、買取を拒否されるものもあります。
基本的に不用品買取業者やリサイクルショップが買い取りを拒む場合、それを譲り受けても利益がないことが原因です。つまり、出張費や人件費、保管やメンテナンスにかかる費用を差し引いて、それでもなお利ざやがあるものでなければなりません。
では、どのようなものが、利益がないと判断されるのでしょうか。その例を以下に挙げていきます。
2. 買取不可・価格が下落する家具
2-1. 古いor汚れている
家具があまりにも古いモデルであったり、汚れすぎていたり、一部破損していたり、といったときには、買取が拒まれる可能性が高くなります。
やはりこういった状態ですと、買い手がつかない、あるいは、相当に価格を下げないと需要がないことが理由です。
2-2. 組み立て家具
組み立て式の家具は、もともと、何度も解体して組み立てて、ということを想定して作られていません。そのため、一度組み立てたものを分解して運搬し、そして再度組み立てるとなると、ネジが劣化していたり、結合があまくなったりして、最初に組み立てときよりも完成度が下がることがあります。
さらに、組み立て式のものは定価が安いことが多く、それを中古でとなると、やはり相当に安い価格での販売、となりますから、そういった意味でも利益を見込みにくいといえます。
2-3. リーズナブルな家具
ニトリなどの低価格で販売している家具は、買取の対象とならないことが多いです。やはり元の販売価格が安価なものは、それより安くなければ中古市場では買い手がつきません。
定価が安いのに、さらに安くするとなれば、コストに比して利益を得づらくなります。
2-4. ベッドやソファなど
ベッドやソファといった、身体が触れる面積の大きい家具は、えてして買取価格が下がりやすいです。やはり買い手のほうが、他の人が寝ていた、座っていたものに抵抗を持つことが多いです。
特に机や椅子であれば、気にしない人が大勢いますが、ベッドやソファとなると、長時間、身体の多くの部分が触れる、という特徴があります。
自分が買った価格よりも買取が大幅に下がってしまった、となりやすいのが、ソファやベッドだといえます。
3. 高価買取を期待できる家具
買取が拒否されやすかったり、価格が下がりやすい家具についてみてきました。ここでは、逆に高価買取が期待できる家具についてみていきます。
それはずばり、ブランド物の家具です。特に人気のブランドを以下に挙げます。
海外
●カッシーナ(イタリア)
●アルフレックス(イタリア)
●ノール(アメリカ)
●デセデ(スイス)
国内
●unico
●モビリア
●カリモク
●天童木工
上記のようなブランド家具は、高価買取されやすいです。特に状態が良いものだと、高値がつきやすくなります。
査定の前に、自分でできるメンテナンスはやっておくのがおすすめです。それこそ、全体を拭き上げるだけでも、査定額に影響を及ぼすことがあります。
4. 家具の買取不可についてまとめ
今回は、特に家具の買取について、売却できなかったり、価格が下がってしまう例をみてきました。もとの価格が安かったり、状態が悪かったりすると、買取不可となってしまうケースが多いです。
ブランド物の家具で状態が良いと、高い価格が期待できます。定価や状態、付属品、業者選びなど、色々な条件で買取価格は変わってきます。
出張査定などを利用して、具体的な価格を調べてみるのが大事です。
※ディスクリプション
家具が買取をしてもらえない例を紹介。状態が悪かったり、古いモデルのものは買取不可となることがある。定価が安いものも注意が必要。ブランド物の家具は、高価に売却できる可能性が高い。